la vie est belle?!

フランス、コドモ、アートライフ。育児は育自♪

鬼嫁、少しずつ...

第四話 『鬼嫁、少しずつ...』 

生まれたばかりの赤ちゃんは、私の胸の上に乗せられました。

姫一号が生まれたときには、感動して思わず泣いてしまったのですが
あまりにもスピ−ド出産だったのと、
痛みで気が遠くなったので、
やっと終わったという安堵感だけでいっぱいでした。

人間極限になると、鬼嫁ぶりがさらに強くなる....

助産婦さんの指示どおり動けなかったのは、痛かったからなのに
相棒はフランス語が聞こえてないか、わかってないと思ったらしい。

こういうときに簡単なフランス語をわざわざ日本語で繰り返す相棒

そこに看護婦さんが、彼女はフランス語わかりますか?との質問に

とってもむかついて、OUI!と叫ぶ私。

(なんでこんなとき日本語でいちいち言うの?と出産後、相棒に毒舌も忘れず。)

相棒が分娩室に入る前、痛くて痛くて、ずっと助産婦さんの手や体にしがみついていた私。

なんか必死に手に力を入れていないと、耐え切れず...
そして痛みが極限になると声も出なくなりました。

ありがとうございました。皆様、本当にお疲れ様でした m( )m
その中にはもちろん、姫も姫二号も入っています。

出産の間、姫は別室で看護婦さんが見ていてくれました。

その時間、約20分もなかったのでは。

姫もその日赤ちゃんを見れたということで、私も大満足でした。


しばらくしてから、分娩室で赤ちゃんにおっぱいを吸わせました。

すごいよね。誰が教えたわけでもないのに、おっぱいを飲むことは生まれてすぐできるんだものね。

少しずつ、私が出産し終えたこと、二人目が存在すること
実感してきました。


ああ、それにしても痛かった...。

完 

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出産する当日の朝につくったイチゴジャムです。イチゴが丸々入っています。
妊娠糖尿病からも開放されて、大好きなタルテイ−ヌが再登場です。

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鬼嫁ですが、相棒がそばにいなかったら頑張れませんでした。(それでも産んでたと思うけれど 笑)
彼が手を握っていてくれたから、痛みに耐えられました。
もう、鬼嫁やめたいと思います。少しずつ...ね☆