再び、アナイス！

コンサ−ト会場に行くまで、とってもドキドキした。
自分が歌うわけじゃないのに、この高鳴りは半端じゃない。

今夜はア−テイストだったら誰でも夢見るコンサ−ト会場
オリンピア

1階2階で2000人入る会場
普段は席が用意してある1階は立ち見になっていた。
そうすると600人さらに入れる。

いつものように招待席に座る。
2階一番前ど真ん中だった。

Fujiロックフェステイバルを体調不良でぎりぎりでキャンセルし、
セカンドアルバムも延期
その後長い休養に入って以来の、一番大きなコンサ−トだ。

その上、前日彼女と話したとき、
具合悪いっていっていたから
ドキドキが治まらない。

どでかいステ−ジに、やっぱり彼女はいつものように
Ｔ−シャツにジ−ンズで現れた。

こんばんは！今日は天下のオリンピアなのに、緊張していないんだよね。

いつもよりゆっくりした口調から、体調の悪さを想像できたが、
歌声はいつも以上に安定していて、迫力を増していた。

ステ−ジでリラックス、楽しんでいる彼女が見えた。

彼女がバンドをやめて、一人になってから早3年。
一気に駆け上がり、これだけの短い時間で、
こんなに多くの観客を魅了する度量というか、
肝がすわったというか
とっても気持ちにゆとりができて
さらに大きくなった彼女が見れた。

実は10月に彼女の30万枚ＣＤセ−ルス祝のパ−テイに招待されていた。
でも、その日は姫の初めての誕生日だからと
泣く泣く断った。

私を招待しても何のメリットもないだろうに、
彼女は忘れずにいつも誘ってくれた。

音楽的にも人間的にも温かい彼女のずっとファンでいたいのと同時に
もっと彼女と同じ視点で話ができるよう、私自身も磨かなくちゃなと心から思った。

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情熱を行動に変えて、周りの人をとっても大事にしてきた彼女。
これからは自分のペ−スでいい音楽をきかせてね。