Solidarité
世界中に注目された、フランス紙襲撃テロ事件は、
ご存知の通りの結果になりました。
亡くなった方たちを始め、その家族のことを思うと胸が苦しくなります。
風刺画を描いている新聞社は、イスラム教だけではなく、カトリック教も、ユダヤ教も、
そして、政治も、シラクもサルコジも、オランドも、風刺されています。
友人のフランス人ジャーナリストがずっと前に言っていたのを思い出しました。
これはおかしい、と思っても政治について書くのはすごく難しい。圧力や危険が伴うから。
脅迫状を何度も受け取り、2011年に新聞社を襲撃され、それでも続けていたcharlie hebdo
並大抵の人ができることではないし、
彼らが疑問に思っていることを、社会にユーモアを混ぜて風刺し、読者に投げかける。
フランス人、世界中がJe suis Charieというのは、
権力や暴力によって、人々の言論の自由を奪われてはいけないということではないでしょうか?
大事な人、尊敬する人を悪く言われたら、怒る気持ちはよくわかります。
でも
自分の思想を圧力や暴力でねじ伏せて、人をコントロールしようとしても何も生まれない。
人はそれぞれ違うのを前提に、人それぞれが自由に発言できる権利を、
何よりも、
そのことでせっかくこの世に生まれることができた命を、他人が奪う権利はない。。。
今回の事件はフランスで起こったことだけれど、
実は世界にはこういうことが日常的にある国もいて、
今もなお、多くの人たちが亡くなったり、子供たちが巻き添えになっている事実にも
忘れてはいけないと思っています。
団結するフランス。宗教以前に人としてつながって良い方向へいきますように!!
Bon Dimanche!