別荘
先週友人と行ったシンプルイズベストな場所
広くて明るいリビング。目の前は大きなガラスです。
二階の中庭から見たらこんな感じ。そう、メイン住居空間は二階。
一階は住み込みお手伝いさんの部屋。
この写真で分かるかな?
建築家Le Corbusier(ル・コルビュジエ) のVilla Savoye(ヴィラ・サヴォア)サヴォワ邸
スイス生まれの彼は画家でした。パリに来て画家をしながら建築の世界に。
ここはサヴォアさんという夫妻の、週末を過ごす別荘でした。
外から見ると、何とも無機質な建物に見えますが(失礼!)
この日、今にも雨が降りそうなお天気だったのですが、こんなに明るい。
この自然な光が家に入り込む、大きな窓の使い方。
台所。
収納たっぷりで、窓からお庭がみえます。
台所側からも、リビングにつながる入口側からも開けられる収納扉。
今から84年前の1931年に建てられたものですよ。
当時は珍しい鉄筋コンクリートの建物。
婦人用の洗面所お風呂場。ここも中庭にぬけている窓からの自然光を取り入れて
とても明る空間になっています。
我が家の洗面所と台所を近々リフォームするので、
よく見ておきました。
子供部屋。こうやって車を走らせて遊ぶのかな?
丁度いい高さ。
でも、この棚の上に登らなきゃいいけれど。
屋上でちょっと一休み。
子供にも危なくないように、かつプライベートが守られるようになっています。
シンプルな家の中で使われていた色
白、黒、銀、グレー、自然素材の明るい茶色、そして、青系の色。
家具も彼のデザインで、建物としっくりしていて、まさに総合アート。
入口。この曲線素敵!!いつかこの感じ我が家にも取り入れたい。って夢見がちの母さん。。。
世界の建築に携わったけれど、
上野にある、日本西洋美術館も彼が関わっていたのですね。
お庭の真ん中にある住宅は、どの部屋も自然光が入ってきて、
明るくて機能的な住空間。
私の写真じゃよさが半分しか伝わらない。
ご興味がある方、是非自分で体感してみてください!!
ちなみに息子。ちょうど車の中でぐっすりお昼寝して、元気全開。
意外と楽しんでいて、一緒に行ったお友達にも遊んでももらって、
観光に来ているイタリア人(?)に一眼レフを向けられて、愛想を振りまいていました。(;^_^A
今年ル・コルビュジエ没後50年。
いろいろなアートイベントも開催しているようです。
詳しくはこちら
そしてこちら大成建設のサイト。
ル・コルビュジエの設計した作品場所住所があり、
各建物の、間取り図まで見えます。なんて贅沢!!
ちょっと彼にはまってみたいと思います。
一緒に行ったお友達は今日日本へ出発!また会える日まで、A bientôt!!