ママの勇気
いよいよ日本行きも1ヶ月をきり、
姫2号のパスポ−トの申請に行ってまいりました。
パリの在仏日本大使館は、凱旋門近く。
姪っ子とやったフランス版人生ゲ−ム。
土地の値段が一番高かった、Av.Hoche ホッシュ通りにあります。
姫2号はあいかわらず布オムツなのですが、
外出するときは、紙おむつを使用しています。
というのも、
フランスでは外出先でトイレはもちろんのこと、
オムツ替え場所をみつけるのは困難なのです。
(ヨ−ロッパ一の出生率のフランス、なんでこうなの〜)
ところが
当日は外出前は熟睡。
30分で行けるし起こすのも可哀相なので、
布オムツをしたままだっこ紐で行くことに。
が、大使館についたとたん、姫が起きました。
しばらくすると、体をそりはじめたのです。
これは、
オムツを替えて〜のサイン!?
その上、今朝しなかったう○ちをしたい、もしくはしちゃった?
大使館の午後の開館時間は14時半。
鉄格子も開いていない。
目の前にベンチはあるけれど、ここでは寒い。
cafeまで行くのはちょっと歩くし、はてどうしたらよいものか...
私がとった行動は、
お隣の豪華なホテル。
とりあえず、入っちゃいました。
もちろん、すぐです呼び止められたのは
マダム、どんなご用件で?
(なんでジ−パンにノ−メイク、その上赤子を連れているあなたが何の用?って感じでしょうか。)
こっここで待ち合わせが...
よく口からでたものです。
たまたまその日はホテル奥でサロンがあったのです。
そして再び別の人に呼び止められ、トイレの場所をきき...
日本のように義理でも笑顔なんてありませんって
オムツ替えの場所はないのは予想していましたが、
テ−ブルがありそこで替えることはできました。
が
姫2号のオムツはさらさら。何もしていなかったのです。
とりあえず、紙おむつにかえて、おんぶ紐をして...
ちょうどオムツ替えが終わったころ、サロンの休憩時間になり
たくさんの人が入ってきました。
幸いにもご婦人たちの目は温かく、おんぶ紐をするのを手伝ってくれたりしました。
ふ〜
まだ時間がありましたが、その後はメルシ〜とそそくさと退散。
子供のためならえ〜んやこ〜ら♪
じゃなかったら入らなかったであろう四つ星ホテル。
ちなみに、トイレはレセプションを右手にまっすぐ行き、
階段をおりたところにあります。
勇気のある方はどうぞ〜。