どこで産もうか
先週はばたばたしていた。
というのも、もうすぐ7ヶ月目もになろうとしているのに、
生む場所が決まっていなかったのだ。
生む場所は、クリニック(私立の病院)か国立病院。
フランスでは妊娠とわかった時点で、産婦人科へ電話するより、
まず、生む場所を確保しろといわれている。
とりあえず、予約を確保すればどこでも産めますが、人気があるところは
既にいっぱいなのだ。
私も妊娠3ヶ月の時点で、評判がいいという病院へ電話。
その時点で、すでに今年はいっぱい。
結局、少し遠いですがそれまたよいと言われているところを確保。
そして現在の産婦人科の先生になってから、
近くのクリニックをすすめられ、
そこは確かに家から近かったので、国立病院をキャンセル。
で、申し込みに行ってびっくり。
思ったより高かった!!
社会保険でカバ-されているのは、2人部屋だけで、
産婦人科の先生と、麻酔の先生と、助産婦にそれぞれ支払わなければいけない。
その上、値段が書いていない。
産婦人科の先生に電話しても、
電話じゃいえないから、今度あったときに話そう。
なんてことを言う。人によって違うのか?
これじゃ相棒のどんなにいいミチュアル(社会保険とはまた別の会社で入ってくれている保険)じゃまかなえない。
国立病院は、これらがすべて無料なのだ。
実際国立病院で産んだフランス人の友達が、
出産中何も問題がなければいいけれど、なにかあったときはクリニックでは手に負えないと、病院に運び込まれたりするよ。
それに、なにかあったら長く滞在したら、それだけお金がかかるし、国立病院のほうがいいよ。
そして今更病院探し。
病院がランク付けされているホ-ムペ-ジをみながら、1番目から電話する。
どこも、9月下旬に生む人を今更とってはくれない。
あせる、あせる....どうしよう。
電話しまくった。
で最終的に3件のOKがでて、パリの国立病院に決めた。
ランクも悪くなく、他の病院よりベット数が多かったのでまだあいていたのか。
偶然にも友達が産んでよかったよという病院だった。
とりあえずひと段落。
フランスでは出産に関していろんな、権利や保障があるので
これを知ると知らないのではうんでんの差。
良い勉強になりました。