la vie est belle?!

フランス、コドモ、アートライフ。育児は育自♪

映画の撮影

今日はポンヌフのそばにある、ペットショップと
パレ・ロワイヤルの公園で映画撮影。
去年の7月に既に参加した同じ映画だ
フランス映画にアジア人の役はなかなか少ない。
たいてい日本人観光客という役が多い。
カメラと傘をを持ってくるように言われるか、
大きなブランド物の紙袋Chanelや、Luis vittenなどを
もたされる。
フランス人にとって日本人になるにはこのアイテムが必須。

毎回、前日にどんな格好をしてくるか、指定がある。
今回はパリの町並みを歩く人で、季節は春、2シ-ン分
とだけ言われたので
今週になってさらに大きくなったお腹の私にとって、とても助かった。

さて、8時15分集合
それから、用意されている、コ-ヒ-や紅茶、果物やお菓子を食べながら
出番を待つ。待ち時間はかなり長い。
パリでの撮影なので、毎回道の流れをとめて行われる。
1シ-ン、1シ-ンに違うエキストラを使い、さらには洋服を着替えてもらって
違う人になる。そのために洋服を多く持ってくる。

今回は私ともう一人以外は全てフランス人で全部で15人
待っている間にいろんな人と話す。
映画や舞台テレビをやっている役者さん、
ミュ-ジシャン、絵描きさんもいた。
みんなは本業の空いている時間を使って、この仕事を引き受ける。
エキストラでも、フランスのア-テイストの制度にある
アンタ-ミトンというのになるためには
今日を1カッシェとして、だいたい40カッシェを10ヶ月半のうちに
とらなくちゃいけない。
カッシェ数が足りない人にはもってこいなのだ。

今回は私は日本人観光客役ではなく、
なぜか黒人の恋人役だった。それも、
トラが踊っている青いシャツをきているお兄ちゃんのだ。
ヒップホップをやっているらしい。
そんな話をしながら、自分の出番を待つ。

そして18時に終了。
天気も良かったので気持ちよかった。今日であった人と
住所を交換して来週会う約束をした。

昨晩もその前も、おなかがはって眠れない。
お腹はどんどん膨れるばかり。
今日着た、1ヶ月前に買った2サイズ上のリ-バイスのパンツも
既にウエストはぴちぴち。
さて、次この仕事が着たら何を着よう..
日本人妊婦の役なんてあるのだろうか...?!