3月11日
私は去年の3月初め、姫1号が9月からは小学校にあがるのでその前に
2ヶ月間日本へ長期滞在しようと計画を練っているところでした。
(小学校からの義務教育からは、長期欠席が進級に影響するので、休めないのです)
前日も母親に電話して何時ごろ2ヶ月行くからよろしくね、と伝えたばかり。
頭の中は、あれしよう、これしよう、と1年ぶりの日本行きにワクワクしていました。
そして3月11日当日の朝、日本の母から電話があり、
もう航空券買っちゃった?暫く日本へは来ない方がいいわよ。
と言われてびっくりしてネットを見たら、現実かなんだかわからないような映像が目に飛び込んできました。
もうどうしたらいいのかわからなくて、でもニュースが気になって、
お風呂にも入れずに、ただただ不安だったのを覚えています。
あれから既に1年がたったのですね。
日本のドラマやバラエテイを見ることがあるのですが、
もう何もなかったような、問題が解決しているような、いつもの日本があって、
時々現実を忘れそうになる自分がいます。
まだ、34万人の人たちが避難生活を強いられていること、
まだ、3155人の人が行方不明なこと
まだ、原子力発電所の放射能が解決されていないこと。
と言われているのに、なぜいまだ日本の原子力発電所が動いているのが?
今の私達は何ができるのか、可愛い子供達のために、将来の日本のために
改めて考えさせられる日じゃないかと思います。
生かされている私達が元気にしていかなくちゃ、いけませんね!
黙祷