la vie est belle?!

フランス、コドモ、アートライフ。育児は育自♪

学校システム

お元気ですか?

すっかりあいてしまいました。1週間は本当に早い!




先日、お友達から息子さんの飛び級について相談された翌日、

実際子供が飛び級したフランス人ママさんに会いました。

それも、子供二人いて、二人とも飛び級

それも、2人も、2つ飛び。




フランスの学校のシステムは日本のとはちょっと違います。

DSCF5931.jpg



幼稚園 3年

年少  PETIT SECTION
年中  MOYEN SECTION
年長  GRAND SECTION

小学校 5年  

小学1年 CP
  2年 CE1
  3年 CE2
  4年 CM1
  5年 CM2

小学6年   ここからフランスでは中学校1年目、6eになります。

中学校 4年

中学1年   5e
  2年   4e
  3年   3e
 
で、高校生となります。それ以降は、どんなことを勉強するかによっていろんな選択権があるので割愛します。
(よく、フランス語辞書の巻末ページに載っているので興味がある人はみてみてね。)

 

まず、今9歳の息子君。

幼稚園は3年行って、小学校はいきなり、小学校3年生へ(CM2)
その後は毎年普通にあがって、来年中学生に!


そして、姫1号と同い年の5歳の娘ちゃん。(2005年3月生まれ)

幼稚園は、年少、年長、そして、いきなり 小学校2年生。(CM1)


つまり、

フランスの学校は、飛び級はもちろん、落第も存在します(落第は、義務教育の小学生から)


確かにね、娘ちゃん満3歳の時点で自分で絵本を読めるようになっていたというから、

おどろき!


その上、彼女の家に遊びに行ったときに、トイレにはってあった世界地図、
いつのまにか、全ての国と場所を覚えていてすらすらと教えてくれたことに感嘆しました。


さて、フランス人ママさんは彼らに何をやったのか?

DSCF5925.jpg



本を読み聞かせたこと。



リビングのソファにはいつも、10冊以上の絵本が積み上げてありました。


毎週水曜日、姫1号が習い事の間にちょっと寄り道すると必ずフランス人ママさんがいます。


それは、図書館。


姫と同い年の娘ちゃんが、かなり文字の多い絵本を一人読んでいました。

いろんな分野の本に興味があるそうです。その集中力に感動してしまいました。


さらに


彼女、スペイン語も話します。

ママは生粋フランス人ですが、パパがスペイン語圏の人+ママがスペイン語が話せるので、

今ではママとの会話はスペイン語です。(今ではシングルマザーです。この彼女の努力もすごい)


なので、


2ヶ国語だから、言葉がひとより遅いと言う説は、ここでは通用しないのですね。



確かに元が違うかもしれない...

でも、でも

本を読み聞かせること、

これっていろんなこと子供の引き出しを開いてくれるんじゃないかと思っています。




最後にフランス人Pierre Desproges(お笑い作家)の言葉

Mozart était tellement précoce qu'à 35ans, il était déjà mort.

(モーツァルトはあまりにも早熟すぎて、35歳で既に死んでしまった。)


急がば回れ、もし自分の子供が人より遅くても、落第しても悲観することはありません。

それぞれの子供が楽しく学校生活を送れることができますように!


よい週末を!


クリックしていただけると励みになります♪ いつもどうもありがとう!!!
↓      ↓       ↓      ↓

人気ブログランキングへ  

定期的に図書館で読み聞かせもやってくれます。お近くの図書館に問い合わせてみてくださいね。