la vie est belle?!

フランス、コドモ、アートライフ。育児は育自♪

個人主義

今日は病院へバスで行った。
バスに乗るときは自己申請で、
定期券をもっているひとは、
それを運転士に見せる。
持っていない人は、バスの運転士に直接買う。
バスの中に機械があって、
それにチケットを通すのだ。
中にはチケットを持って無くても、
そのまま知らん顔の人もいる。
運転士さんも誰も何も言わない。
なぜなら、彼の仕事は、運転することで、
チェックすることじゃないからだ。
そこに時たま、抜き打ちのように
コントロ−ラという4人組の人がいて
チケットを持っているかどうか
一人一人きかれ、持っていない場合
罰金を支払わなくてはいけない。
(20eurosから40euros)
私から見たら、日本のように
乗る前か、乗る後に運転士が確認すればいいのにと思うのだが
それじゃ、時間が掛かるというのだ。
バス停にいる時間を短くし、早く回れるというのが
彼らの考えらしい。
フランスでは仕事がきっちり分担されていて、
自分の責任じゃないと、同じ部署内にいようが
私は知らないとはっきり答える。
今日は病院に早目に着いて
まだ産婦人科は開いていなかった。
ちょっと聞きたいことがあり、
開いている近くの窓口に行ったら、
私の担当じゃないから、と即答で
調べようとも、なんとかしてあげようともしない。
おいおい、ここはパリで一番料金が高くて
有名な病院だぞ、サ-ビスはないんかい。
と、心の中でつぶやく。
こんなとき、日本ってやっぱりすごいなって思う。
日本はお互いに、協力し合って行こうという姿勢が見える。
フランスの個人主義社会はしっかり根付いていて
よ-く目のあたりにする。
いいんだか、悪いんだか。
ま、私もたま-にバスただ乗りしちゃうときがあるから
とりあえずよしとしとこうか。
でもやっぱり、日本に帰るとほっとする自分がいる。
何年フランスに住もうが、私は体も心も日本人だなと思う。