おっぱいは誰のため?
入院したらすぐきかれること
母乳で育てるか、それともミルクか??
妊娠中から日本から送ってもらった妊娠、出産雑誌がたまたま母乳特集をやっていた。
母乳はミルクに比べてどんな利点があるか。
母乳には赤ちゃんが必要な栄養がたくさんはいっていること。
ミルクで育った子より丈夫な子に育つこと
母子との触れ合いが多く、赤ちゃんにもよい影響を与えること。
などなど...
でも私が母乳を選んだ理由は、このよい点プラス、
楽なこと。つまり哺乳瓶をいちいち毎回殺菌して、適温温度にして与えなくても
母乳なら、洋服を捲り上げればすぐあげられること
という手軽さが大きい。めんどくさがり屋の私にはぴったりだった。
だすために出産日から左右赤ちゃんに吸わせる。
あかちゃんが吸うって気持ちいいのかな?なんて思っていたが大間違い
力強く吸い込むのでイタイイタイ。でてないから余計に痛い。
入院3日目にやっとでた。あかちゃんが一生懸命頭をふって吸い付いてくる。
そのしぐさがあまりにも可愛くて、つい毎回笑ってしまう。
相棒のいとこは2人ともミルクをあげている。
その場合、出産後1ヶ月ほど、女性ホルモンをとめる薬を飲む。つまり母乳がでないようにする。
彼女らにとって、おっぱいをあかちゃんが吸うということ自体なにか違うらしい。母乳が出る出ないにかかわらず、哺乳瓶を選んだ。
フランスでは意外に哺乳瓶を選ぶ人が多い。仕事に復帰する女性が多いのも事実だが、あまり母乳にこだわる人が少ないももある。
我が姫はよく飲むので、最近わたしの胸はどんどん成長してきた。
人間もやっぱり立派な動物で、母体があかちゃん用にかわってゆく。
このおっぱいの張りを一生維持できることを夢見ながら、今日も私は姫に栄養を与える。